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矯正セミナー IN東京

2023年5月22日

先週土・日は矯正の勉強のため東京でした
今年に入って毎月来ているものですが、本当に勉強になります

土曜日診療を終え、最終便で東京。
日曜日セミナー受講して日曜最終便で帰って月曜日から通常診療というハードスケジュールですが、本当にためになるセミナーでこれはかなりおすすめです

矯正は以前大学の社会人大学院に通っていたくらい大好きな分野です
 
当院では小さいお子さんからお年寄りまで幅広い方に来院いただいています
その中でも当院の治療の中心の一つを担うのが「お子さんに健康なお口の中作り」です

小さい時に良いお口の中を作っておくと、磨きやすく虫歯になりにくく、将来歯が残りしっかり食べられる確率は断然あがります
そのようなお口を作ってあげることは僕が歯科医師として将来に残していけるものではと思っています
 
医療者である以上、お金ではなく何か将来の財産として自分の医療を残したいという思いがあります
 
そんなかいあってよく学校検診や3歳児検診にいくと、
当院(まくべつ本町歯科)に通っているお子さんは「歯並びなども含めお口の中が綺麗ですね」というお褒めの言葉を健診を担当した他院の歯科衛生士さんからいただきます
また「矯正治療をやっている人も多いの?」と聞かれます
ですが、もちろん矯正治療をしてる方もいらっしゃるのですが、その方の多くは「(一般治療)保険治療」できれいにしている方々がほとんどです

これは企業秘密ですが、そこには少しコツがあります
そのコツを学んだのは、社会人大学院の経験や知識、そしてこういう勉強会からの経験です
虫歯治療などもそうですが、こと歯並びに関しては「時期」が重要で、その時期を逃すと挽回するためには膨大な時間とお金がかかります

ですが、適正な時期に適正なことをやっていると全然大したことなく終えられます

今回のセミナーでもその講義が中心で、今のお子さんは全体的にお口の中が小さい方が多いため、昔と矯正の考え方や対応方法も変わってきているようです
またそのような対応を都会は当たり前のようにやっているみたいです。

しかし北斗病院時代にびっくりしたことですが、北斗病院に来た患者さんをみているとこの東十勝(札内、幕別、池田など)はそのような対応がなされていないため、歯が埋まったままになってしまっている方が多い印象です
それが僕がここで開業した理由の一つでもあります
(写真は他院から転院してきた歯並びの手遅れケース(大人の歯が埋まったまま出てこれなくなったケース)です。
これも然るべき時期にしかるべき対応をしておけばなんともなかったのに、通っていた歯医者では「そのうちで大丈夫」と言われていたそうです。そのうちはいつなのでしょう?残念ながらこの方の第二小臼歯は矯正と手術をしないとはえてきません)
 
これからも当院ではそのような悲しいお口の中を少しでも減らしていけるよう、矯正の「知識・経験・技術」をもとに保険、保険外関わらず、より良いお口の中を手に入れる手助けをさせていただけたらと思います

お口の中のお悩み事はどんな些細なことでも構いません
お気軽にご相談ください

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