現在、5月~6月は診療終了後様々な仕事に追われていました
あと1回(今週)で終わりますが衛生士学校さんでの講義もさせていただいているので講義のスライド作り、そして今年は2年に1度の診療改定(保険のルールが変わる年)なのでそれに対する対応や講習会の受講・・・・そして1番大変なのはとある業者さんから依頼されてやることになった7月に行われる僕が講師の「歯科医師の先生向けの講演会の準備」です。
これは今月急遽決まったのですが、お世話になっているとある業者さんから、歯科医師向けに「当院がどのように日本でもモデルケースとなりうる予防中心とした歯科医院になっていったのか」という話をして欲しいという依頼をいただきました。
この業者さんは大変多くの歯医者と取引のある、歯科医師の中でも知らない先生はいないのではないかという業者さんであり、そのため日本全国大変多くの先生が受講されるセミナーです。
インプラントとかそういう話ではなく、予防の考え方、医院づくみたいな部分なので荷が重いなあと思ったのですが、大変お世話になっている業者さんですし、またそうやって当院の現状を認めていただけていることは大変光栄なことなので引き受けさせていただきました
そんな中現在話すための内容、スライド作りを行っているのですがそんな中であらためて思うのは歯科医療は「人の医療」だということです
当院がそうやって素晴らしい医院と評価していただけるのは、僕の技術、経験、知識も若干あるのかもしれませんが、何より当院に勤務していただいている優秀(技術知識ももちろんですが患者さん想いの)な歯科衛生士さんや歯科助手さんがいてくれているからだと思います
つまり当院がこれだけの規模でこれだけのことができているのは兎にも角にもスタッフさんのおかげです
そしてもう一つは患者さんのおかげです
当院では大変多くの患者さんが来院してきていただいています
その方々の多くは皆さんいつまでも美味しく食べたいという想いを持って一生懸命来院していただいています
そして、そのいい患者さんが当院で治療・予防を受けていただき気に入っていただきご友人やご家族の方々をご紹介していただいています
そしてそうやって多くの患者さんがきていただいている分人に投資ができ、さらにいいスタッフさんを集めることができとどんどん好循環しているわけです
今回のセミナーではそのようなことを中心に「歯科医療は人である」というようなことを全国に向け発信させていただけたらと準備をしています
そしてもう一つは「想い」だと思います
僕自身は歯科医療において大切なのは「想い」だと思います
自分がこういう治療をしたい、こういう歯医者を作りたい、スタッフさんにこうしてあげたいという想いです。
とりわけ僕自身は患者さんに「できるだけ抜かないで削らないで美味しくずっと食べてもらいたいという想い」そして「スタッフさんには当院で働いてもらってよかった」と言ってもらえたいと言う想いです
歯科医師は自由診療がとかお金がとかそういう部分から入りがちです
でも本来はそうではなく「想い」がありそしてそれに基づいた「実行」があり、そしてそこに多くのスタッフさんや患者さんが共感していただき医院は作られて行くのではないかと思うわけです
僕自身は経営者としては全然未熟で何かすごい経営手腕を持っているわけでありません
ですのでそんな想いだけで医院を運営してきました。
それが当院がその業者さん曰く、全国的に見ても凄い「生の良い口コミが集まる人気の予防中心の歯医者」になれた秘訣かもしれません
その姿が全国でも最も多くの歯医者さんに出入りしている業者さんから見て当院が理想的なモデルケースとして映ったのかもしれません。
日本全国の大変多くの歯医者の先生が聞いていただくセミナーになっていますので、それだけ恥ずかしい発表もできませんし、もちろんプレッシャーもかかっています。
十勝はもちろん北海道でもこのような場で講演した先生はいません
そのためしっかりとしたセミナーにしていきたいと考えております。
それにしても色々振り返った時、まだまだですが歯科医師として随分なところまでこさせていただいたなあとあらためて思っております。
歯科医師になったときに、僕がこんな立場になるとも思っていなかったですし、開業した時この歯科医院が、こんなに多くの患者さんに愛していただき、こんなに大きな歯科医院になるとは思ってもいませんでした。
これはひとえに支えていただいたスタッフさん、そして患者さんのおかげだと思っています
感謝しています。
これからもそういう人たちに対してしっかりと貢献していけるように頑張っていきたいと思っています
それにしてもそんなこともあり、ここ1、2ヶ月は本当に休みなく動きまくっています
先日半分冗談でスタッフさんと話していたのですが、僕はここ1、2ヶ月日本で1番忙しい歯医者じゃないかと思う日々です。
ですがこれも思うのですが、例えば自分の歯医者ということに置いたときに、歯科医は現在2極化しています。
人気で患者さんがいっぱい来ている歯医者さんとガラガラで全然患者さんが来ていない歯医者さんです。
それからこういうセミナーに関しても、基本的には一般の歯科医師にはこのような機会を与えられる事はまずありません。
そういうような形で誰かが必要とされていると言う事はすごくありがたいことですしこれからも自分自身がそうやって必要とされる人材で続けたいと思っています。
お口の中のお悩み事はどんな些細なことも構いません。
お気軽にご相談ください。