先日新しいクリーニングの機械を購入しました

A）クリーニングの仕方は2種類

開業以来当院の予防治療（クリーニング）を支えている重要な機械ですが、「エアフロープロフィラキスマスター」という機械です

エアフローと言うのは、粉を歯やインプラントに吹きかけて汚れを取る機械です

一般的な歯医者では超音波の機械を使ってじりじりと削りながら汚れを取るのが主流です。

しかし、それに対しもう一つの方法としてこの「粉をかけて汚れを取る（パウダーメインテナンス）」という方法があります

B）パウダーメインテナンスの利点

この粉を取る方法の良い点としては、

①痛みが少なく汚れが取れる

とりわけ当院が用いてる「エアーフローマスター」を使う利点は

②歯茎や歯を傷つけない

③とりわけインプラントなどを傷つけない

（基本超音波を使ってインプラントを掃除することはインプラントに傷がつきそこに細菌がつきインプラントが歯周病にかかりなくなることに直結するのでやってはいけないことです）

④時間的にも短い時間帯で汚れを取り切ることができる

⑤やる人（衛生士さん）によって痛みや結果などに差が出ない（誰がやってもうまくいく？）

などの特徴があります

C）エアーフローの機械もピンキリ

エアーフローという機械には多くの種類があり価格の安い機械から国産軽自動車1台分くらいする高い機械まであります

安い機械は粉をかける力が強く歯茎や歯、とりわけインプラントを傷つけてしまいます

また壊れやすかったり衛生士さんの仕事が増えてしまいます

高い機械は適度な強さで粉をかけてくれるので傷つくこともなく、また故障することもほとんどありません

（その分10倍以上高いのですが汗）

その中でも最も高価で最新の機械がこの「エアーフローマスター」であり今回さらにこのエアーフローマスターの上位機種「エアーフロープロフィラキスマスター」が発売されました

D）海外では「エアーフローマスター」でのお掃除は当たり前

ちなみに海外ではインプラントや矯正治療のメインテナンスはこの機械が必須であると言われています

（この機械なしにインプラントはやってはいけない。くらいのことが言われています）

しかし、海外と違い保険中心の日本では導入している（導入できている）歯医者は極めて少なくまだインプラントに超音波の機械を当てている歯科医院が大半です

実際僕もインプラントの師匠にこの機械を教わって以来開業時からこの機械を用いたメインテナンス（パウダーメインテナンス）を行っていますがそれまでは一般的なエアーフローを使っていました

しかし違いは歴然です

そして基本的にはパウダーメインテナンスは保険外診療でやっている歯医者さんがほとんどですが保険診療で行っています

E）当院のインプラントにトラブル（歯周病など）が起きない一つの理由

そのためことインプラントにおいてはこれだけの数をやり５年以上も経過していてもインプラトの歯周病（インプラント周囲炎）を起こしているケースは全然なく、大切にしていただいてる患者さんのおかげとしっかり管理していただいてる歯科衛生士さんたちのおかげ（と言っているとスタッフさんに嫌われないので笑）で（それと僕の手術技術笑）、皆さんに良好な状態を維持していただいています。

それが僕が色々なインプラントの勉強会とかで偉そうなことを言えてる、また多くの患者さんがご紹介で当院にインプラントをしにきていただいている理由です

さてそんなエアーフローマスターですが今回最新のいエアーフロープロフィラキスマスターを購入することにしました。

昨年末位から市場に出回っていてずっと欲しいなと思いながら、他の機械で欲しいものもあり何を買うか悩んでいましたが、当院ではおかげさまでメンテナンスを希望される方が非常に多く、またその中でもとりわけインプラントをされた方のメンテナンスが非常に増えています

それに加えて歯科衛生士さんも多く入職していただいたので現実的に今の台数のエアーフローマスターでは足りなくなってきたため、今回購入することとしました。

F）当院では他院の10倍以上の方がメインテナンスに来院

当院では予防(メインテナンス）目的に来院される患者が非常に多く来ていらっしゃっています。

その数は数ヶ月に1回のメンテナンスを抑えている方が1月に800人以上来ていただいているのが当院の状況（一般的な歯医者の10倍近く）です。

それにはこのような最新の機材を使って行っているメンテナンスだということもあります。

これからもこのような最新の機械をどんどんどんどん導入し、皆様により良いしか治療ができるように取り組んでいきたいと考えております。

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