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🔳歯医者が歯を残すことを諦めたら終わり。歯医者が食べさせることを諦めたら終わり

2024年12月12日

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①インプラントで著名なY先生のご講演

先日(日曜日)インプラントの世界で著名なY先生の講演を聞かせていただきに東京に行きました

Y先生はインプラント学会の重役をされていた日本を代表する先生です

(というとイニシャルでもわかってしまいますね・・)

その中でY先生がおっしゃられた

「歯医者が歯を残すことを諦めたら終わりだ」という言葉が心に刺さりました

Y先生の医院には一度手術見学に行かせていただいたのですが、

Y先生は僕と同じ(というと烏滸がましいのですが)「地方でご開業」されている先生です

失礼ながらこんな所から日本トップの先生が?という所で開業されています

 

そんなY先生の今回のご講演ですが、ご自身がみられている患者さんのエピソードを交えながら、時に思わず声を出して笑ってしまいそうなユーモアも交え、でもその中に確固としたメッセージのこもった講演で僕自身ちょっと涙してしまいそうなお話でした

②心に残った話

その中でとりわけ心に残ったのは2つ

一つは通院開始時メンタル的に病まれ通院もままならなかった方がインプラントを用いて食べられるようになり明るく元気になられ、今ではお一人で元気に通院されているというエピソード(その過程の苦労も含め)から

それだけ僕たちが患者さんに食べられるお口の中をご提供することは大切なことであり、誇り高い仕事であるということを語られていたお話

そして、Y先生においては地方にあり、またダントツの技術を持たれていることから地域に根差し、また地域の人のために時に全身状態やお口の中の状態、性格や様々なことで他院では断られた俗にいう「難しい患者さん」も臆することなく受けれていること

さらにインプラントの専門家だからと言ってインプラントありきではなく、患者さんの歯を大切にされ

その中で残せるかどうかわからない歯も抜くのは最終手段、少しでも残せる可能性があるなら根の治療など(他の治療も)をそれも保険診療中心に一生懸命やるところから始める信念で向かわれている

 

③「歯医者が歯を残すことを諦めたら終わり」

そしてこの日は時には頑張って根の治療で歯を残そうとしたもののやはり残らずかつ患者さんに意図した想いが伝わらず「それだったら最初から抜いてくれた方がよかったのに」と怒られたというエピソードを通して、それでもなお一昔前と違いこういう色々と難しい時代の中でついつい患者さんの「幸せ」を置き去りにして患者さんのその時だけ満足させること、そして色々なリスクを回避してすぐ抜きたくなるけどそれでも

「歯医者が歯を残すことを諦めたら終わりだ」

という言葉と共に歯を大切にすること、そしてその歯がどうにも助からなかった時に何もできません、他所へ行って下さいではなく、ちゃんと患者さんが食べられる技術や知識を持って情報提供ならびに診療ができるように研鑽を積むことの大切さを熱く語られました

本当に僕自身にとって涙なしに聞くことができないような素晴らしい講演でした

当院もY先生と同じというと烏滸がましいのですが地方にある歯医者です

加えてこの界隈では少し高い技術や人材、機器を揃えた医院です

そしてY先生同様まずはとにかく保険診療でなんとかするということをモットーにしています

(Y先生の周りではほとんどの先生が生活保護の方や保険希望の方をみなくなってきてるそうで、町から生活保護の方をみるのをやめないで欲しいと嘆願されたそうです)

そしてそれでもどうにもならない場合はインプラントを含め他保険外診療を皆さんにお求めいただきやすい価格でご提供させていただいています

なのでY先生の医院同様に色々な方がいらっしゃいます

それは本当にありがたいことです

ほとんどの方々が僕達と良好な関係を築いていただき、美味しく食べられるようになっていただきその後も良い時間を過ごさせていただいています

その結果また新たな方をご紹介いただき当院ではこれだけ短期間で十勝でも有数の歯科医院にさせていただきました

しかし、Y先生の医院同様そういう医院なので時に(僕の伝え方なども未熟なのでしょうが)

僕たちが望まない方が来院され、僕たちにとっても嫌な時間になってしまうことも全くないわけではありません

そして一昔前と違い時代が変わってきています

なので僕自身も「1人でも多くのお口の中のお困りごとを抱えている方々を自分の技術でなんとかしたい」という想いを持ちながらも、

時に今来ていただいている良好な関係を築けている患者さんのみで診療していけたらどんなに仕事が楽しく、幸せかと思ってしまうこともあります

なのでこの治療は大変そうだとか色々と嫌な想いをしたくないからこの人の治療は受けないでおこうかとか思ってしまうこともあります

ですが今回Y先生の講演を聞かせていただき、あのY先生の医院でもそんなことが起きるのだ

と先生のエピソードを聞かせていただき思ったのと

(確かに実際にオペ見学でみせていただいた患者さんも、静脈麻酔という眠った状態でやる麻酔を使っての手術でしたが、麻酔が覚めていないフラフラの状態なのに手術が終わったから帰ると言い出した大変な患者さんでした笑)

それでもなおY先生は

「歯医者が歯を残すことを諦めたら終わりだ。食べさせることを諦めたら終わりだ」

という信念で多くに患者さんと向きあわれていること

診療も決してインプラントありきお金ありきですぐ歯を抜くのではなく、根の治療など歯を残す治療から頑張られるなど信念を曲げずやられていることに感銘を受けました

これからも僕の医院にこれだけ多くの方々が来ていただけているということに対しその期待に応えていけるよう自分自身も「1人でも多くの方を少しでも早くしっかり食べられるように・・そしてそれらがながく続くように」という信念を忘れず頑張っていこうと思います

お口の中のお困りごとはどんな些細なことでも構いません

お気軽にご相談ください

ちなみにY先生は昔は「神も跪くYだぞ」という想いと自信で自分にはできないことはないとものすごく難しいインプラントや親知らずの抜歯もなんでもやっていた

でも色々な立場(役職)になるにつれ、リスクを取るようになり入れるインプラントが1㎜また1㎜と少しずつ短くなって安全第一になっていった話は爆笑でしたし

(僕自身にも少しだけそういう想いになることがあります。自分がやらなくて誰がやるのかみたいな・・とりわけ難しい手術を準備から何から完璧にやった時はスタッフさんにそんなこと言ってます 笑)

大切にしてるのは、その月の手術件数ではなく、「患者さんからのいただき物(感謝)の件数」だという話も確かにと思いました

頂き物が欲しいということではありません 笑

あくまで感謝される関係の方に感謝されるしっかりとした医療をこれからもしていこうという話です 笑

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