週末は札幌出張でした
現在当院の衛生士さんの希望で、衛生士さん1名が「インプラント専門歯科衛生士」になるため勉強しています
今週末はその専門衛生士を取るための講習会が札幌で行われたため、僕もその講習会を一緒に受講してきました
(なるべく衛生士さんが受講した講義は僕も受講するようにしてます。
それは衛生士さんが知っていて歯科医師の僕が知らないことがあっては恥ずかしいからです。
実際札幌とかの勉強してる歯科衛生士さんは勉強していない地方の先生より知識が豊富な方がいっぱいいます)
今回のテーマは「食べられるということと健康との繋がり」でした
入れ歯やインプラントを用いて食べられるようになることで健康状態が大きく改善され、長生きにつながるということを衛生士さんや歯科の先生がご講演して下さいました
このことは当院のテーマであり、当院が最もこだわっているところです
現在様々な研究が進み、ご自身の歯でしっかり食べられる人と合わない総入れ歯などで全然食べられない人では寿命も大きく違ってくるということが立証されています
なので「できるだけご自身の歯でしっかり美味しく食べていただく。そのことは健康に直結する」
当院はその想いで「できるだけ抜かない・削らない治療」を行っています
しかしこの一見当たり前のこの事は、歯医者の先生の中でも知っている先生は少なく(そこまで自分達の仕事の重要性を実感していない)、いまだにバンバン神経を取ったり、歯を抜いたりする先生は多く、その結果将来大きな入れ歯になって食べられなくなっている方々は大勢います
とりわけ十勝はその数は大変多いのが現状です
これはとても悲しいことです
実際今回受講してくれた当院の衛生士さんは、今年他院より移ってきていただいた15年以上の経験豊富な衛生士さんです
ですが今回の講義を受講し
「私たち(歯科衛生士さん)の仕事は人の生涯に関わるこんなに重要な仕事なんですね。感動しました」
「ものすごくやる気が出ました」
「前のところの先生が作った入れ歯が全然合わなくてその方が食べられなくなり低栄養で亡くなっちゃったんです。食べられるってすごい事なんですね。頑張ります」
という感想をくれました
これは本当に嬉しい事です❗️
僕が歯医者だから思うのかもしれませんが、歯科医療は患者さんの「健康・寿命・楽しみなど」に直結するとても重要な医療です
その分責任も重大ですし、やりがいも大きいものがあります
その想いを持ってこれからも日々診療に励んでいきたいと思っています
たかが歯1本かもしれません
でもその歯1本が時に患者さんの人生を変えてしまうことがあります
これからも一人でも多くの方々にいつまでも美味しく食べていただけるようより良い歯科医料を提供できるよう努力してまいります
お口の中のお悩み事はどんな些細なことでも構いません
お気軽にご相談ください
ちなみに当院ではこのような勉強をしたいという方には、セミナー代金や旅費などを全額医院で負担しています
そのため帯広や音更などから多くの歯科衛生士さんが勤務していただいています
勉強したいという方がいらっしゃいましたらぜひお気軽にお声掛けください