新年あけましておめでとうございます

皆様におかれましてはお正月いかがお過ごしだったでしょうか？

あらためましてこの度の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。

損害の軽微と一日も早い復旧を願いつつ、新年のご挨拶まで。更なる発展とご健勝を祈念申し上げます。

さて2024年がスタートしました

当院は今年も実直に下記のモットーの元に歯科診療を行なっていきたいと思っています

「一人でも多くの方を　できるだけ抜かず、削らず

　少しでも早く、そしてしっかりと食べられるようになっていただく。

　さらにその状態が治療後ずっと続くように」

が開業以来の当院のモットーです

今年は

　①新しいユニットの導入

　②十勝でもほとんどない最新治療機材を複数導入

　③歯科衛生士さん2名入職

などなど昨年以上に当院は発展していく予定です

当院の治療の柱は

①多くの衛生士さんが在籍してくれてることによってできる確かな予防治療

当院の特徴はなんといっても歯科衛生士さんが多く勤務していただけているということです。

年末YAHOOニュースにもなっていましたが、歯科衛生士さんの求人倍率は23倍という奇跡的数字とのことです

そのため地方である十勝では、歯科衛生士さん不足は深刻で歯科衛生士さんがちゃんといる歯医者は５件に１件程度だそうです。

それでは十分な予防治療ができません。

これが十勝で歯がない人が非常に多い理由に一つだと僕は思います

これは非常に悲しいことです。

当院では様々な働き方改革や色々な取り組みを通して歯科衛生士さんに大変多く在籍していただいております。

そのためより多くの方々にそしてよりしっかりとした予防を提供することができております。

その甲斐あって、当院では歯を抜く方の割合というのは、他院と比較して半分以下と少ないのが現状です

②インプラント治療や再生医療など高度最先端医療

そして当院のもう一つの特徴は高度最先端医療ができるということです。

よくあるケースとしてはメンテナンスをやっているけど（ちゃんとしたメインテナンスなのかというのはここでは置いておいて）、歯がなくなって全然食べれなくなりやがてその歯医者さんから他の歯医者へ行ってくださいと言われたというケースが多くあります。

メンテナンスをするということは、その方々が一生通していつまでも美味しく食べられるという責任を負うということだと僕は思っています

そのため本来はそういうことは起こるべきことではないのですが、食べられなくなったときに通っていただいてる方がしっかり食べられるように戻してあげられるという技術がなければ、軽々にメンテナンスをするべきではないと僕は考えております。

僕はインプラントに関わり２０年近くが経っています。

北斗病院ではインプラント外来を１人で担当し、他院でのインプラントのトラブルケースに対して解決を図ってきました。

そのような経験値からもインプラント手術やその後のトラブルの解決などにおいて、ダントツの知識と技術を持っております。

そしてそれはインプラントに限ったことではなく、他の治療においても同様です

そうではなければ北斗の歯科医師は務まりません

そのような経験値から様々な高度最先端治療を用いてお口の健康を取り戻す手助けができる

そしてそれを維持していくことができるというのが当院の特徴です

③咬合育成に力を入れている

当院の特徴のもう一つは咬合育成です。

咬合育成というのは簡単にいうとしっかりとした噛み合わせを作るということです

噛み合わせを作るというと「矯正治療」と考えられる方々も多いかと思いますがそれだけではありません

保険でできることも多くあります

もちろん矯正治療の知識技術は必須です

そういったものを使って保険診療、保険外診療に関わらずよりよい歯並びを作っていくのが「咬合育成」です

ちなみに矯正治療の知識・経験ですが、僕は大学を卒業したときに大学の矯正科に残ろうかと考えたくらい当時から矯正治療は大好きな分野でした

（どこを間違えてインプラントなどが専門になったのか・・・。）

しかし大学に残ると矯正しかできない歯医者になってしまう

抜歯や虫歯治療、入れ歯治療もできなくなってしまうということを危惧してやめました

ですがそれくらい好きな矯正治療なので、大学卒業後勤務をしながら社会人大学院の矯正科に通い勉強しました

矯正治療は非常に難しい治療です。

実際歯科教育の問題点ではありますがどの治療も大学を出たときに身に付けている知識、技術的では全く治療はできません。

卒業後練習を重ね身につけていくものです

とりわけ矯正治療はその色合いが強いのが特徴です

ですので、セミナー１日参加しただけで矯正をしているという恐ろしい先生もいらっしゃいますが、矯正治療は膨大な勉強量が必要な治療だと僕は思っています

話を当院の矯正治療に戻しますが、そういう経緯があり、その辺の先生より僕は矯正治療ができます

ただし、大学の矯正科に１０年以上残られていて矯正の勉強をされ、矯正しかやられないという矯正専門医の先生が十勝には３名いらっしゃいますが、その先生方と比べるとやはり技術・知識は落ちるのだと考えております。

そのため僕自身ができる知識と技術の中でできる方々に対して、矯正の専門医の先生よりも安価（矯正の専門医の先生だとその分費用も高いので）で提供できるようにという想いで当院の矯正をさせていただいております。

もちろん矯正だけではなく、保険でできることを精一杯やりながらできるだけいい（虫歯になりにくく食べやすく、しゃべりやすく、見た目的にも綺麗）歯並びにしています

また昨年から札幌で矯正を中心に診療をされていた勤務医の先生に入職していただきました。

そのため当院の矯正の技術レベルは昨年さらに上がったと考えております。

いつまでも健康で美味しく食べていくためにはいくつかのポイントがあると思います。

①幼少期での咬合育成

②成人期での予防治療

③高齢期の予防治療並びに歯がなくなってしまったことに対するしっかりとした治療ならびに予防

歯科治療は生涯を通して関わりを持っていく治療です。

そのどの部分でうまくいかないといつまでも美味しく食べていただけることはできません。

当院のモットーは、できるだけ抜かず、削らずそして「いつまでも美味しく食べていただけるお口の中を構築し続ける」ということです。

これからもそれに伴い、しっかりと技術知識の研鑽を行って参りたいと考えております。

最後になりましたが今年一年スタッフ一同皆様のお口の健康をお守りできるよう精一杯努めてまいります

本年もまくべつ本町歯科を何卒よろしくお願いします