子供の笑顔は、ご両親にとって何よりも大切なものの一つです。
その笑顔が輝いていると、ご両親も幸せな気持ちになります。
しかし、お子様の健康において、特に小児歯科の重要性はしばしば見落とされがちです。
このコラムでは、なぜ小児歯科がお子様型の健康と笑顔を守るために不可欠なのか、その重要性について詳しく探ってみましょう。
①早期のケアが肝心‼️
歯の健康は全身の健康に密接に関連しています。
お子様の歯の健康が守られない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まり、それが全身の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。歯科医は、お子様の歯を早期から観察し、問題がある場合には早めに対処します。早期のケアは将来の歯の健康を守るために極めて重要です。
②予防が鍵
小児歯科の主要な目標は予防です。
乳歯(子供の歯)が虫歯になり穴が開いてしむと、穴の開いた方にあ歯が寄ってきてしまいリーウィイスペース(大人の歯が生えてくる隙間)がなくなってしまいます。
結果、大人の歯の歯並びが悪くなったり、ひどい場合は大人の歯が生えてこないで終わってしまう場合もあります。
定期的な歯科検診と歯磨き指導を通じて、お子様方に適切な口腔衛生習慣を身につけさせることが重要です。予防的なアプローチは虫歯や歯周病のリスクを低減し、痛みや不快感からお子様をお守りします。
③成長に合わせた治療
お子様の口腔構造や歯の成長は成長段階に応じて変化します。歯科医はこの成長に合わせた治療を提供し、歯並びや噛み合わせの問題を早期に発見して修正することができます。
とりわけ最近歯お子さんのお口の大きさはどんどん小さくなっており、ある論文によると子供の歯がぬけ大人の歯に生え変わって欲しい時期(交換期)を過ぎても子供の歯が抜けてくれず、大人の歯が変な位置から生えてきたり、生えてこないで終わってしまう(交換期障害)が多発しています
その割合は全てのお子さんの8割以上にも及ぶという研究もあります
当院でも「他院で定期検診をしていたのに、本来その歯が生えてこなくてはいけない年齢から3年も経過してるのに生えてきていないので見てほしい」というケースが多発しています
またこれらの中にはすでに手遅れ(大きな手術をしないといけなくなっているものなど)のものも多くあります
これらは未然に発見対応することで簡単に防げることです
これにより、将来的な歯科治療の必要性を減少させます。
④恐怖心の克服
歯科医はお子様方の恐怖心を取り除く専門家でもあります。
子供たちが歯医者に対して不安を感じないように、優しさと理解をもって接することが大切です。
これにより、子供たちは歯医者に通うことを楽しい経験と捉え、定期的な検診を受ける習慣を持つことができます。
それが前述の交換期障害などを防ぐ上でとても大切になります
⑤まとめ
お子さんの笑顔を守るためには、歯科の重要性を認識し、定期的な歯科検診と予防的なケアを受けさせることが不可欠です。
しかし、お子様のお口の中がとりわけ著しく小さくなってきたのはごく最近のことであり、ひと昔前の歯科知識・技術では対応できないのが現状です
当院ではそのようなことにしっかり対応できるよう専門の知識・技術を新たに身につけ昨今のお子様のお口の中の状況にしっかり対応できる医療体制を整えています
お子さんの健康は将来の幸福につながるものであり、歯科医との協力によってその健康をしっかりと守ることができます。
お子さんの未来に向けて、健康な笑顔を育みましょう。
お口の中のお悩み事はどんな些細なことでも構いません
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