昨年末お正月休みを利用して旅行へ行ってきました。
その時のツアーであるお医者さんと一緒になりました。
僕自身は先日ブログに書いた試験の前だったので、移動の最中に試験の勉強をしたり、1年間のインプラント手術の振り返りを行ったりしながら移動をしていました。
その中でその方と一緒にお食事をする際にその方の歯に少し変だなと思うことがあり、あちらも僕がそうやって勉強をしていたので、これは歯医者ではないかと思いっていただき歯の話になりました
その後戻ってきてからも交流は続き、歯の相談を受けました。
この方は横浜にお住まいの方で高校生位から通っているかかりつけの歯医者があるとのこと
奥歯が定期的に痛みが出るけれども、なかなか治療してもらえない。
かつ先生もご高齢になられ、医院をお休みがちになってきたとのことでした
そこでかかりつけの歯医者さんを代えたほうがいいのかというご相談を受けました。
またかえるのであれば、どこがいいのかという相談を受けました。
お話や状態を見たところ、多分奥歯がかなり厳しい状況になっていることがわかりました。
そうすると奥歯の抜歯やなくなったところの欠損補綴などが必要であると考えられ、またお医者さんと言うこともあり医療的知識もありデンタルIQ(歯への関心)の高い方であったため、さらに抜いて入れ歯となると職業的に人とお話しされたりとする機会が多い方なので、そのようなことは望ましくないことが想定されました
その方にまずご高齢の先生では難しいのではないかということを説明し、歯医者を変えた方が良いということをご指摘させていただきました
そこで困ったのが「歯医者選び」です。
ではどこの歯医者がいいのか?という話に当然なります。
僕自身も横浜の歯医者にあまり知り合いがいなく、ネットなどで横浜の歯医者を色々と調べましたが、ここがお勧めできるというところがわかりませんでした。
(歯医者の自分がこうやって困るのですから一般の方は尚更だと思いました)
そこで苦肉の策で、僕がインプラントのインストラクターをしているインプラントメーカーの技工士さんHさんに横浜でどこかに歯医者がないかと聞きました。
そうするとHさんが取引のある歯医者の中でいいところを2軒ピックアップしていただき、その方にご紹介させていただきました。
しかしそこの歯科医院は、当然人気で新規患者の予約は取っていませんでした
なので、Hさんにお願いしてもらい、なんとか特別に新規患者として受けてもらうこととなりました
結果その方はそこの歯医者さんで診てもらうことになり、しっかりとした説明・治療を受けたとのこと
先日その方から当院宛にお礼のお菓子をいただきました
今回この件に携わり「歯医者選びの難しさ」と言うものを実感しました。
田舎には良い歯医者がほとんどありません。
なので自ずと選択肢は限られてきます
十勝なんかはまさにそうで、当院のことはおいておいて、自分が歯科治療が必要になった時行こうと思う歯医者は1、2軒しかありません
なので、基本的に選択肢があまりないのが現状です
反対に都会になると歯医者がいっぱいありすぎて(実際は同じようにいい歯医者はほとんどなく、また前述のようにいい歯医者は予約が一杯で新規患者さんの受け入れは行なっていないのがほとんどです)、どこを選んでいいのかわかりません。
また医療のレベルも歯医者ごとに大きく異なり(これだけ医療のレベルに差がある医療は他にないと思います)歯医者選びを間違えると将来全然食べられなくなります
そこで今回この件に携わって思った歯医者選びの方法と僕がこの方の歯医者を選ぶときに考えたことをについて少し記載してみようと思います。
【歯医者選び】
①近くの歯医者さん
「立地」で歯医者を選ぶと言う方法があります
しかし僕は絶対に反対です。
歯医者のレベルは高いところから低いところまでものすごく差があります。
先ほども書きましたがこんなに医療技術に差がある医療が歯科医療を除いてないのではないでしょうか
この先生もおっしゃっていましたが、こんなに差があるのか?と驚いていらっしゃいました。
お医者さんからすると、お医者さんはある一定レベルが確約されています
多少の差はあるものの大体の医院がちゃんと病気を治してくれます
しかし歯医者は全然違います。
そして、その差は数年後に歯が残るかどうか、将来美味しく食べられるかに直結します
なので、立地だけで近いからと選ぶと痛い目にあいます
とりわけ十勝のように地方では歯科医師の高齢化が進んでいます。
そうするとこの方と同じことが起こります
また歯科医院の規模の拡大化が進んでいます。
歯科医院の中には勤務医などを多く雇用し「若い勤務医の実験台」の歯科医院も多くあります
なので、立地で歯科医を選ぶというのは望ましいことではないと思います。
それだけ歯は大切です
②建物のきれいさなど
これも難しいところであります。
一般的には立派な歯科医院はなんだかいいように感じます。
しかし実際には僕はあまり良いと思いません(むしろ選ぶべきではない)
医院の建物が立派ということはそれだけ患者さんからお金をいっぱいいただいている(それが悪いわけではありませんが)
そしていただいたお金を人材や医療機器ではなく建物に注ぎ込んでいるということです
外観はよく見えますが限られた資金を外観に使うのであれば、僕自身は施設よりも医療機器や人材、勉強などに注ぎ込まれている方が良い診療ができるのではないかと思っております。
歯科医院にはいるお金は限られています
設備が綺麗ということは、逆に言うと限りある資源をそこにつぎ込んでいるということなので、自ずと歯科医療レベルは・・・と思います。
③口コミ
これも正直あてになりません。
先日ある歯科関係の方と話した時、「先生のところの口コミは本当に何もしてないんこんなにいいんですか?」と言われました。
何もしてないってなんだろうと思いましたが、この何もしていないというのが口コミの不正確さを表します
その業者さん曰く、多くの歯科医院では口コミを業者さんに依頼して書いてもらったり、またその業者さんが患者さんにプレッシャーをかけ書いてもらうということをやっているそうです。
実際、当院にもこういう営業電話はよくかかっていきます
とりわけ歯科業界はそういう業者さんからするとお金を出してくれるカモとのこと
そういう業者が入ってるところは口コミの評価の数が非常に多かったり、また高かったりします。
確かに例えばこんな感じで一般的な歯科医院が多くて二桁なのに三桁っておかしいですよね
こんな感じ

Screenshot
そこの医院だけ口コミを書く患者さんが集まる??そんなわけないですよね
プロの視点から見ると明らかにおかしいのですが、ただ一般の方から見るとそんなことわからないし騙されてしまうわけです汗
とりわけ医療界では歯医者と心療内科はしっかりしたことをやれば嫌われると言われています
その中でこのような結果はプロからしたら何かやっているなあとなるそうです
ですので医療界にとって「口コミ」は全く当てにならないと考えていいと思います
④AI
最近知ったのですがAIにその歯科医院がどんな歯科医院かというのが出ています
これびっくりしたのですが、結構的確に医院を見ています
ちなみにうちの歯科医院はこんなこと書かれていました

Screenshot
さっきの口コミの医院はこんな感じ

Screenshot
実際当院においてもどこからそんな情報を入手したのという情報が書かれています
他院においてもいいことも悪いこともその通りだなあって思うことが書いてあります
AI・・・ちょっと怖いなあって思いました汗
AIは口コミのように業者などが介入できるところでもなく忖度ないので少し当てにしてもいいのかもしれません
でも、必ずしも正確ではないと思います
とりわけ⑥で書くような歯科界に知り合いがいない場合はこの方法がベストかもしれません
⑤知人の紹介
これも①から④に比べれば、いい歯医者さんに当たる確率は高くなると思いますが、これもあてになりません。
なぜなら口の中と言うのは見えないところです
またその治療結果というのは5年後10年後に出てきます。
本当に良い治療をしたものと手抜き治療では最初の数ヶ月ぐらいはそんなに変わりが出ません
むしろ手を抜いた治療の方がその時は痛くなかったりします。
(後ですごい痛い目に遭ってしまうのですが)
どうしても自分のお口の中は見えない部分なのでその結果がどうなっているかというのはわかりません。
一見優しそうだとか一見きれいだとかそういうことで評価されがちです。
ですがこれは北斗の時にわかったのですが、北斗には多くの先生のうまくいかなかったケースがいらっしゃいます
それでみるとこんなに優しそうな先生がこんなひどい治療をしているのっていうことは一杯ありました
正直、あれをみると歯科不信になります笑
反対にすごく怖い先生がちゃんとやられてたり笑
なのでこれで評価するのも難しいです
⑥患者さんの数
これは当てになります
人気の歯科医院には人気のわけ(技術)があります
ですがこの欠点は「実際に行ってみないと患者さんの数はわからない」ということです
⑦歯科関係者の紹介
今回やってみて思ったのですが、僕自身はやはりこれに勝るものはないと思っています。
歯科関係者はそこの歯科医院の治療技術などがわかっています。
かつそれでいて、自分の知人であれば僕が今回やったように、知り合いを変な歯医者には絶対紹介しません
なぜなら自分が紹介するのであの人に紹介されたけどって・・・思われたくないからですからです。
紹介先の歯科医院が良くなければ自分の紹介が良くなかったと思われてしまいます。
ですがこの問題点としては、例えば今回の横浜の件であったように、僕たちも知っている先生がいなかったりします
歯科業者さん(ディーラーさんや技工士さん)はその歯科医院に出入りしながらその歯科医院がどんなことをしているのかをよく見ています
なのでその先生がどういうことをやっているのかというのを口に出しませんが、しっかりと評価しているわけです。
それでいて僕はこのインプラントメーカーのインストラクターをやってるわけなので、さらに変な歯科医院は紹介しないはずです
そうやって考えると、歯科関係者からの紹介というのが最も信頼できるのではないかと思います。
それにしても今回の横浜での歯医者選びは大変苦労しました。
ですが、喜んでもらえてよかったなって思っています。
結論からいうと歯医者選びのコツは⑥歯科関係者の紹介がベストでそれが難しければ④AIの利用がいいのかもしれません
お口の中は見えないところ、ブラックボックスです。
当院がそのように信頼していただける歯科医院で今後もあり続けられるよう日々努力していきたいと思っています
お口の中のお悩み事はどんな些細なことでも構いません
お気軽にご相談ください






